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ここで MOV を TIFF に変換できます。無料、アカウント不要です。ファイルを上の枠に落とせば、数秒で結果がダウンロードできる状態になります。 変換はお使いのブラウザーの中で行われるので、ファイルはアップロードされません。Windows でも macOS でも Linux でも、iPhone でも Android でも同じように動き、通信を切っても動き続けます。
一度に100ファイルまで。フォーマットが混ざっていても構いません。
順番に変換し、まとめてZIPでダウンロードします。
MOV から TIFF
レタッチ担当、印刷会社、レイアウト担当——TIFF は「JPEG ではない何か」を求める場面で名指しされる、昔からの中立な受け渡し形式です。ただしこの言葉が指す中身は幅広く、8 ビットか 32 ビットか、圧縮の有無、カラープロファイルの有無まで、頼んできた相手が何を期待しているかで変わります。
ここで作られるのは、その中でも特定の一点です。8 ビット RGBA、非圧縮、プロファイルなし、メタデータなし。これはどんな古い環境でも確実に開ける代わりに、ファイル自身は自分が何であるかを何も語らないという性質を持っています。
非圧縮の 8 ビット RGBA、ベースライン形式。1 ピクセルあたり 4 バイトを、圧縮も加工もせずそのまま並べています。カラープロファイルもEXIFも撮影日時も一切含まれません。
これは映像制作でいう「プレート」とは違います。合成やグレーディングの現場が求めるのは 16 ビットのリニアデータや DPX、EXR であることが多く、ここで作られる 8 ビットの表示用データはそれとは別物です。依頼が映像制作からのものなら、先にどちらが必要か確認したほうがよいでしょう。
何も圧縮されていないので、サイズは幅×高さ×4バイトで正確に決まります。1920×1080 のフレームならおよそ 8.3 MB、3840×2160 なら約 33.2 MB です。
内容によってサイズが変わることはありません。真っ黒な一枚も、人でいっぱいの雑踏の一枚も同じバイト数になります。動画自体のビットレートの高さとも関係ありません。
カラープロファイルは書き込まれないため、開いた側は sRGB を前提に扱います。iPhone の映像は Display P3、業務用カメラの映像は Log や Rec.709、Rec.2020 のことがあり、これは実際の撮影色空間と一致しない場合があります。
ファイルに書けない情報は、渡すときの一言で補うしかありません。撮影時の色空間とグレーディング済みかどうかを伝えるだけで、受け取った側の作業がずっと楽になります。
3840 ピクセルは 300 dpi 換算でおよそ 32.5 cm、雑誌の見開きに近い大きさです。1920 ピクセルなら約 16.3 cm で、はがきよりやや大きい程度です。
これを超えて引き伸ばすと、動画圧縮による粗さも一緒に拡大されます。大きく印刷する用途なら、撮影の時点で静止画も別に撮っておくのが確実です。
操作できるのは秒数の指定だけですが、コンマ数秒の違いで結果は大きく変わります。動きの中にある一瞬より、被写体が止まっている一瞬のほうが、動画の符号化方式の性質上、はるかに鮮明に記録されています。
候補を数か所試して、実寸で見比べてから送るくらいの手間はかける価値があります。あとから撮り直しを頼まれるより、最初に一分使うほうが早く済みます。
TIFF は本来複数ページを持てる形式ですが、この変換が書き出すのは常に 1 枚です。5 枚必要なら、5 回、それぞれ別の秒数で変換することになります。
動画の一部始終を連番で欲しい場合は、これは向いた道具ではありません。求められているのが「誰かに頼まれた 2、3 枚」であれば、ここがちょうどよい範囲です。
デコードと TIFF への書き出しは、開いているタブの中だけで完結します。開発者ツールのネットワークタブを見ながら試せば、動画を運ぶ通信が一つも発生していないことが確認できます。
公開前の作品から抜き出すフレームは、そのプロジェクトの中でもっとも扱いに注意が要る一枚であることが多く、検証もされていない変換サービスに預ける理由はありません。
| MOV | TIFF | |
|---|---|---|
| 正式名称 | QuickTime ムービー | Tagged Image File Format |
| 拡張子 | .mov, .qt | .tif, .tiff |
| メディアタイプ | video/quicktime | image/tiff |
| 圧縮方式 | 非可逆 — サイズを画質で買う | 可逆 — 何も捨てない |
| 最初の公開 | 1991 | 1986 |
| 発行元 | Apple | Adobe |
| 仕様 | QuickTime File Format | TIFF 6.0 |
| ライセンス | 公開仕様、標準化はされていない | 公開仕様、標準化はされていない |
| 現在の位置づけ | 現行 | 現行 |
| ビット深度 | — | 32 |
| 扱える色 | — | RGB, CMYK, グレースケール, Lab |
| ブラウザで開けるか | 一部のブラウザ | 一部のブラウザ |
| 代わりに検討される形式 | MP4, MKV | PNG, PDF, DNG |
透明は保たれます。MOV も TIFF もアルファチャンネルを扱えるので、切り抜いた部分は切り抜かれたままで、その後ろに何かが塗られることはありません。
開くプログラムが重なりません。MOV はFinal Cut Pro、QuickTime Player、Adobe Premiere Proで、TIFF はAdobe Photoshop、Affinity Photo、ImageMagickで開きます。結果を渡す相手には後者のどれかが要ります。
2 つは狙っている用途が違います。MOV は編集と放送、TIFF は印刷、スキャン、長期保存です。ここは考える価値があります。一方が存在する理由が、そのままもう一方が使いにくい理由になっていることが多いからです。
MOV は Apple の形式です(1991 年に登場)。 QuickTime File Format で規定されています。ファイルが、それを書いた道具より長く生きなければならないなら、この一点には値打ちがあります。
TIFF は Adobe の形式で、1986 年から使われています。規定は TIFF 6.0 です。Adobe Photoshop、Affinity Photo、ImageMagickがこの形式を読めます。
いいえ。この変換は完全にブラウザーの中で行われるので、ファイルが端末から出ることはありません。ご自分で確かめられます。開発者ツールのネットワークタブを開いて、何か変換してみてください。ページそのものと、このサービスの費用をまかなっている分析・広告のリクエストは見えますが、あなたのファイルを運んでいるリクエストはひとつもありません。
はい。アカウントも透かしもなく、消費される 1 日の割り当てもありません。お使いの機械の上で動くので、何度でも戻ってきていただけます。ブラウザーが扱えるのは 100 MB までのファイルで、一度に 100 本です。
いいえ。TIFF は同じ内容を何も捨てずに保持できるので、結果は品質の点で元のファイルと同じです。 1 フレームを、元の解像度のまま取り出します。圧縮された映像から取り出した静止画は、その圧縮をそのまま抱えています。動きの速い場面が静かな場面よりぼんやり見えるのは、その動画自身のエンコードによるもので、この変換がしていることではありません。
透明は保たれます。MOV も TIFF もアルファチャンネルを扱えるので、切り抜いた部分は切り抜かれたままで、その後ろに何かが塗られることはありません。
このページがMOVとTIFFについて述べていることは検証できます。根拠となる資料は次のとおりです。