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ここで XLSX を ODS に変換できます。無料、アカウント不要です。ファイルを上の枠に落とせば、数秒で結果がダウンロードできる状態になります。 ファイルは暗号化されて当方のサーバーへ送られ、そこで変換され、処理が終わり次第削除されます。
一度に100ファイルまで。フォーマットが混ざっていても構いません。
順番に変換し、まとめてZIPでダウンロードします。
XLSX から ODS
まったく違う二つの理由が同じ変換にたどり着きます。一つは実務的な理由で、日常的に LibreOffice Calc を使っている人が、開くたびに保存するたびに変換されるファイルではなく、そのまま扱えるネイティブなファイルを持ちたいという場合です。
もう一つは方針によるものです。OpenDocument は ISO/IEC 26300 として発行され、OASIS が管理していて、特定のベンダーのリリース計画に左右されずに読み続けられることを理由に、公的機関が提出物にこの形式を求めることがあります。三つ目の理由も珍しくありません。Excel を持っていない相手にワークブックを送る必要があり、それがライセンスを用意するより手っ取り早い、という場合です。
これが、スプレッドシートの他の変換先とこの変換を分ける性質です。CSV や PDF はワークブックが今表示している値を写し取りますが、ODS はその仕組み自体を写し取ります。数式は式のまま届き、依存関係もそのまま保たれ、入力値を変えれば結果も変わります。
この変換には実際の作業が伴います。二つの形式は数式を違う書き方で表現しているためで、区切り文字も参照の書き方も一部の関数名も異なります。合計、検索、条件分岐、日付の計算、テキスト処理といった関数は問題なく動きます。日付についても両者の基準日は同じなので、ファイルの受け渡しでよくある一日のずれといった問題は起きません。
ギャップがあるのは新しい機能です。Microsoft がここ数年で追加した動的配列関数や、OpenDocument の数式仕様が追いついていない機能を使っているセルは、値ではなくエラーとして戻ってくることがあります。インストールされている Excel アドインが提供する関数も、そのアドイン自体が存在しない以上、当然ながら失われます。
確認は一分もかかりません。変換結果を Calc で開き、数字の並びの中で目立つエラー値を探すだけです。ワークブックが今後 Calc で使われ続けるなら、両方の形式に存在する関数で該当のセルを書き直しておくのが、長い目で見て確実な対処です。
この三つはいずれも変換の対象になり、確認しておく価値があります。ピボットテーブルは Calc の同等機能になり、たいてい同じ元データ範囲から再構築できます。グラフは種類、系列、参照元を保ったまま Calc 独自の見た目に切り替わり、条件付き書式は通常の比較であれば問題なく機能します。
崩れやすいのはその周辺の凝った機能です。スライサーやタイムラインコントロール、キャッシュされたピボットデータ、複雑なアイコンセットは食い違いが出やすい部分です。開いたあとに一度ピボットを更新しておくと安心です。グラフも自社のスタイルに合わせて色を調整し直す必要が出ることがあります。
Excel のマクロは Excel のオブジェクトモデルに対する VBA で書かれています。LibreOffice は別のスクリプト言語で別のオブジェクトモデルを使うため、忠実な変換は成立せず、コードは持ち越されません。セル、数式、シート、書式は影響を受けません。
ボタンでレポートを更新する、保存前に入力を検証するといった動作がマクロに頼っているワークブックでは、これが表になる部分です。変換すれば表は得られますが、その裏の仕組みまでは得られないため、必要ならその機能は Basic で作り直すことになります。
XLSX のシートは 1,048,576 行、16,384 列まで許容されます。現行の LibreOffice はこの行数に一致していますが、列数の上限は比較的最近のバージョンで引き上げられたもので、古いバージョンは 1,024 列で止まります。
実際にその範囲を使っているシートはまれですが、開くバージョンを確認しておく価値はあります。行数が問題になることはほとんどなく、百万行あるシートは、すでにスプレッドシートという枠を超えている場合がほとんどです。
別のファイルやデータベースクエリー、ウェブソース、Power Query のステップを参照しているワークブックは、外部への参照を持っています。一部はテキストとして残ることもありますが、接続自体が変換後も生きているわけではありません
変換する前に、必要なのは値なのか仕組みなのかを決めてください。値であれば、まず値として貼り付けてから、自己完結したファイルを変換します。仕組みであれば、この変換ではなく、実際に動く場所でクエリーを組み直す必要があります。
この変換はブラウザーではなくサーバー上で行われます。二つのスプレッドシート形式の数式を変換するには本格的なスプレッドシートソフトが必要なためです。ファイルは暗号化された通信で、LibreOffice をヘッドレスで動かすコンテナへ送られます。
コンテナはインターネットに出られません。ジョブごとに専用の作業ディレクトリと LibreOffice のプロファイルが用意され、終了時に削除されます。無料枠は 1 ファイル 25 MB までで、数式の多いワークブックではまず問題になりませんが、画像を多く含むワークブックはすぐに近づきます。
欲しいのがデータそのもの — 別のシステムへの取り込み、スクリプトへの読み込み、表を求めるシステムへの受け渡し — であれば、スプレッドシート形式にする必要はなく、必要な範囲だけの CSV のほうが小さく、曖昧さもありません。
ODS を選ぶべきなのは、そのファイルの中で誰かが作業を続ける場合、つまり再計算したり、拡張したり、モデルとして使い続ける場合です。それが、機能の一覧を比べるよりも確かな判断基準になります。
| XLSX | ODS | |
|---|---|---|
| 正式名称 | Excel ブック | OpenDocument Spreadsheet |
| 拡張子 | .xlsx | .ods |
| メディアタイプ | application/vnd.openxmlformats-officedocument.spreadsheetml.sheet | application/vnd.oasis.opendocument.spreadsheet |
| 最初の公開 | 2007 | 2005 |
| 発行元 | Microsoft | OASIS |
| 仕様 | ECMA-376 | ISO/IEC 26300 |
| ライセンス | オープン標準 | オープン標準 |
| 現在の位置づけ | 現行 | 現行 |
| ブラウザで開けるか | 対応なし | 対応なし |
| 代わりに検討される形式 | CSV, Parquet | CSV |
XLSX も ODS も複数ページを持てるので、複数ページの文書は 1 つのファイルのままです。
Microsoft Excel、LibreOffice Calc、Google Sheetsは XLSX と ODS のどちらも読めるので、別のプログラムを開かずに、結果を元のファイルと並べて確かめられます。
XLSX は Microsoft の形式です(2007 年に登場)。 ECMA-376 で規定されています。ファイルが、それを書いた道具より長く生きなければならないなら、この一点には値打ちがあります。
ODS は OASIS の形式で、2005 年から使われています。規定は ISO/IEC 26300 です。LibreOffice Calc、Microsoft Excel、Google Sheetsがこの形式を読めます。
はい。この変換には、ブラウザーの中では動かないソフトウェアが必要です。ファイルは暗号化されて当方のサーバーへ送られ、処理が終わり次第削除されます。結果のファイルも 60 分後に削除されます。
はい。25 MB までのファイルなら 1 日 100 回まで無料です。この変換だけは当方が費用を負担するサーバーで動くため、ここに上限があります。それ以外に制限はなく、透かしはどの場合も入りません。
XLSX と ODS は、内容の表し方が根本から違います。ですからこの変換は複製ではなく再構築です。誠実ではありますが、1 バイトも同じというわけではありません。 書式は残ります。マクロ、埋め込みオブジェクト、変更履歴はたいてい残りません。
いいえ。変換は当方側で動き、できあがった ODS ファイル をお渡しします。それを開くには、お使いの端末がふだん OpenDocument Spreadsheet を表示するのに使っているソフトが必要です。