PDB を PDF に変換

PDB から PDF への変換は、まだここでは動きません。このページはその変換が何をするものかを説明します。すでに動く PDB の変換は下に並べてあります。

  • 処理される場所 まだ利用できません。この組み合わせのエンジンが未実装です。
  • 作り直し PDFはPDBとは仕組みが違います。非可逆コーデックのような段階的な劣化ではありません。PDFが表現できるものは忠実に再現され、対応するものがないものはまったく残りません。
  • ファイルサイズの上限 1ファイルあたり25MBまで。無料、アカウント不要です。
  • 知っておきたいこと 電子書籍は画面に合わせて文字が流れ直しますが、PDF は流れ直しません。改ページは変換時に決まります。

一度に100ファイルまで。フォーマットが混ざっていても構いません。

.pdb という拡張子を共有する 3 つの無関係な形式

このページが扱うのは Palm データベースで、PalmOS の携帯端末とその上で動いていた電子書籍リーダーが使う容器です。それ以外に同じ 3 文字を使うものが 2 つあり、互いに何の関係もありません。

Protein Data Bank ファイルはタンパク質の立体構造を記述するテキスト形式で、テキストエディターで開くと原子の座標が並んで見えます。プログラムデータベースは Visual Studio のデバッグ用ファイルで、実行ファイルの隣に置かれます。どちらも文書には変換できません。

手元のファイルがどれかを見分ける

プレーンテキストエディターで開いてみてください。原子記号を伴う読める数字の列が並んでいれば Protein Data Bank ファイルです。判読できない読み方をする文字の中に単語がところどころ見えるなら、残り 2 つのどちらかです。

出所のほうが手っ取り早く判別できます。携帯端末や Palm の同期フォルダー、2000 年代のパソコンのバックアップから出てきたなら Palm データベースです。ビルドの出力フォルダーで .exe や .dll の隣にあるならデバッグデータベースで、そのビルドをデバッグしている人がいなければ削除して構いません。

Palm データベースは容器であって形式ではない

Palm データベースは入れ物です。ヘッダーとレコードの一覧があり、中身はアプリケーションが決めます。何が入っているかはヘッダーの 4 文字のクリエーターコードとタイプコードで識別され、同じ拡張子でも中身はまったく違うものになります。

アドレス帳、メモ、ゲームのセーブデータ、電子書籍のすべてが正当な Palm データベースで、どれを持っているかは出所か、そのコードを読むしかありません。

eReader と Mobipocket、意味のある 2 つの派生

残っている PDB のほとんどは書籍です。中でも eReader が最も多く、Mobipocket は Amazon に買収される前に Palm の容器を使っていました。

Mobipocket 由来の PDB は Palm の器に入った MOBI で、MOBI を読む道具は直接読めることが多く、変換の手順も MOBI と同じです。eReader の PDB はまったく別の構造で、その形式を理解する道具が必要です。

暗号化された eReader の書籍に必要なもの

eReader ストアで買った書籍は保護されていて、その鍵は購入者の名前とクレジットカード番号から作られていました。当時としては珍しく、アクティベーションサーバーもアカウントも必要のない設計でした。

その分、今では扱いが厄介です。開くには 15 年から 20 年前の購入時の情報が必要で、カードはとっくに期限切れです。持っているなら開ける道具はありますが、このサイトはその作業を行いません。

160×160 の白黒画面が残した装飾

これらの書籍は 160×160 ピクセルの白黒画面と、ほとんど処理能力のない端末向けに作られていたので、装飾はもともと最小限で、あってもリーダーアプリ固有の実装であることが多いです。

失うものが少ないという意味では安心材料です。テキストと章立ては引き継がれ、それ以上の装飾はそもそも入っていなかった可能性が高いのです。

PDF、EPUB、それともプレーンテキストか

読むための書籍なら EPUB が正解です。開いた標準規格で、現行の電子書籍リーダーはすべて対応し、これらの書籍にとって特に重要なリフローも保たれます。

印刷や固定レイアウトでの保存なら PDF です。メモやアドレス帳のような書籍以外のデータベースには、そもそも文書という答えは正しくなく、そのアプリ専用の抽出ツールで CSV やテキストに取り出すべきです。

古い機械からまずファイルを取り出す

携帯端末そのものが動いても、データはそこにはありません。同期ソフトはペアリングしたデスクトップの Palm フォルダーの中にデータベースを書き込んでいて、そのフォルダーがメモとアドレス帳と書籍すべてを含む完全な保管庫です。

フォルダーごとコピーして、コピーの上で作業してください。ハードウェア、クレードル、ドライバー、同期ソフトの 4 つすべてが同時に動く必要があり、どれも 10 年以上前にサポートが終わっています。

今のうちに変換しておく理由

PalmOS は 2010 年に終わりました。何もこの形式を新たに書かず、現行の端末は読まず、理解できるソフトウェアは有志が維持していて関心は有限です。もう存在しない会社に登録された 4 文字のコードに意味が依存する形式は、いずれ推測に頼るしかなくなります。

今出てきた PDB は古い機械や継承したパソコンから出た唯一のコピーであることがほとんどです。理解できる道具がまだ入る間に、開いた形式へ変換しておくことが今できる最善です。

PDB を PDF に変換する手順

  1. お手元の PDB ファイル をこのページに落とすか、押してファイルを選んでください。
  2. 変換先に PDF を選び、変換を開始します。
  3. できあがった PDF ファイル をダウンロードします。

PDB と PDF——何が変わるか

PDBとPDFの比較
PDBPDF
正式名称Palm 電子書籍Portable Document Format
拡張子.pdb.pdf
メディアタイプapplication/vnd.palmapplication/pdf
圧縮方式設定によってどちらにもなる
最初の公開19961993
発行元PalmAdobe
仕様ISO 32000-2
ライセンス公開仕様、標準化はされていないオープン標準
現在の位置づけ非推奨現行
扱える色RGB, CMYK, グレースケール
ブラウザで開けるか対応なしすべてのブラウザ
代わりに検討される形式EPUBDOCX, HTML

残るもの

PDB も PDF も複数ページを持てるので、複数ページの文書は 1 つのファイルのままです。

結果を開く

PDF は今のブラウザーならどれでも開けます。PDB はそこまでも届きません。ファイルがウェブページや申込フォームへ向かうのであれば、たいていはそれがこの変換の理由のすべてです。

PDB は 1996 年のもので、すでに保守されていません。PDF は今のプログラムが書き出す形式なので、この変換は「読める状態を保つ」という話でもあります。

開くプログラムが重なりません。PDB はCalibreで、PDF はAdobe Acrobat、Preview、LibreOffice Drawで開きます。結果を渡す相手には後者のどれかが要ります。

どちらの形式が何のためのものか

PDF は Adobe の形式で、1993 年から使われています。規定は ISO 32000-2 です。Adobe Acrobat、Preview、LibreOffice Drawがこの形式を読めます。

PDB から PDF:よくある質問

PDB ファイル はどこかにアップロードされますか。

はい。この変換には、ブラウザーの中では動かないソフトウェアが必要です。ファイルは暗号化されて当方のサーバーへ送られ、処理が終わり次第削除されます。結果のファイルも 60 分後に削除されます。

PDB から PDF への変換は無料ですか。

はい。25 MB までのファイルなら 1 日 100 回まで無料です。この変換だけは当方が費用を負担するサーバーで動くため、ここに上限があります。それ以外に制限はなく、透かしはどの場合も入りません。

PDB を PDF に変換すると品質は落ちますか。

PDB と PDF は、内容の表し方が根本から違います。ですからこの変換は複製ではなく再構築です。誠実ではありますが、1 バイトも同じというわけではありません。 電子書籍は画面に合わせて文字が流れ直しますが、PDF は流れ直しません。改ページは変換時に決まります。

できあがった PDF ファイル を開くのに、何かインストールが必要ですか。

いいえ。変換は当方側で動き、できあがった PDF ファイル をお渡しします。それを開くには、お使いの端末がふだん Portable Document Format を表示するのに使っているソフトが必要です。

これらのフォーマットについて

この数値の出典

このページがPDBとPDFについて述べていることは検証できます。根拠となる資料は次のとおりです。