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DOC は Word 97〜2003 の形式で、いまの機械では開けないことがあります。ここで PDF にすれば、無料、アカウント不要で、どの端末でも開ける形になります。このサイトのほとんどはブラウザーの中で動きますが、この変換だけは違います。ファイルは暗号化してこちらのサーバーへ送られ、PDF ができ次第削除されます。
一度に100ファイルまで。フォーマットが混ざっていても構いません。
順番に変換し、まとめてZIPでダウンロードします。
DOC から PDF
PDF が欲しくて DOC を変換する人は、あまりいません。届いたものが自分の機械では開けなかった、というのが実際のところです。役所の申請書、学校のひな形、取引先のずっと変わっていない書式。
DOC は 1997 年から 2003 年までの Word の形式です。中身は 1 つのかたまりで、その構造がきちんと公開されたことはありません。Word 以外のソフトが昔から手を焼いてきたのも、結局は置き換えられたのも、そのためです。Word を持っていなければ、変換が中身を読む唯一の道になることも多く、PDF にしてしまえば、あとはどの機械でも開けます。
欧文では、この変換の心配ごとは書体です。Calibri や Times New Roman が入っていなければ別の書体で代用され、字の幅が変われば行の折り返しが変わり、そこから先が全部ずれます。ここでは字幅の一致する代替書体を用意してあるので、そのずれは起きません。
日本語ではこの心配はほとんど要りません。仮名も漢字も、書体が変わっても同じ正方形に収まるからです。代わりに効いてくるのが、ページ設定の「文字数と行数」です。1 行の字数と 1 ページの行数を指定した文書は、その指定を再現できるかどうかで見え方が変わります。縦書きも同じです。どちらかを使っている文書なら、送る前に PDF を一度開いてください。
このサイトのほとんどはあなたのブラウザーの中で動き、そこはこちらの言い分でもあります。これは例外です。昔の Word の形式をブラウザーの中で読む方法で、他人の契約書を任せられるほどのものは存在しません。ですからこの変換はこちらのサーバーで動きます。
具体的には、こうです。ファイルは暗号化された通信で送られ、LibreOffice が変換し、結果が返り、PDF を読み終えた時点で作業用のディレクトリが消されます。成功しても失敗しても消えるように書いてあります。その機械はインターネットに出る経路を持っていないので、仮に指示されても文書をどこかへ送ることはできません。控えは取らず、誰も中身を見ません。このサイトでは、どちらの型の変換なのかを押す前のボタンに書いてあります。
Word でも LibreOffice でも、開ける環境が 1 度でもあるなら、DOC を開いて DOCX で保存し直したほうが結果は良くなります。いまの形式は XML を ZIP でまとめたもので、仕様も公開されています。ここを含め、後ろにあるものはすべて、元の DOC より正確に読めます。
それができないから、このページがあります。ただ、できるときは 30 秒の手間で、体裁が崩れる原因をまとめて 1 つ減らせます。
確実なのは拡張子ですが、Windows は初期状態でそれを隠します。人が違うページに来てしまう理由はたいていこれです。フォルダーの表示設定で拡張子を出すか、ファイルのプロパティを見てください。.doc なら 1997〜2003 の形式で、このページの対象です。.docx なら仕様の公開されたいまの形式で、DOCX のページのほうが正確に変換します。
日本ではもう 1 つ紛れ込むものがあります。一太郎の .jtd です。古い文書が回ってきたとき、それが Word のものだとは限りません。.jtd はここでは扱えないので、一太郎で開いて PDF に書き出すか、いったん DOCX で保存してください。拡張子を見るだけで分かれる話です。
持ち越されるもの。本文、段落書式、表、画像、ヘッダーとフッター、ページ番号、脚注、目次。
持ち越されないもの。マクロ、入力欄としての動き、そして編集できるという性質です。2001 年に書かれた DOC には、いまではどこにも相当するもののない機能が入っていることもあります。それらは、似て見える何かに置き換えられるのではなく、落とされます。
この形式には、名に値する公開仕様がありません。ですから、変わったソフトが書き出したファイルや、受け渡しの途中で壊れたファイルは、Word 以外のどの読み手にも歯が立たないことがあります。
その場合は、はっきり失敗するのが誠実な答えです。理解できなかったファイルから中途半端な文書を作る変換のほうが困ります。どこを疑えばいいのかが、こちらにも分からなくなるからです。
読み取りパスワードのかかった DOC は、パスワードなしには読めません。ここでも、ほかのどこでも同じです。この変換は推測せずに失敗します。
読み取りではなく編集の制限がかかっているだけなら、話は別です。そちらは普通に開きますし、制限は意味を失います。PDF はもともとその意味で編集できるものではありません。
フォルダーごと置いて、結果を ZIP で受け取ってください。1 つずつ別に処理されるので、読めない DOC が 1 つあっても残りは止まりません。
ただしこれはブラウザーではなくこちらのサーバーで動くので、数が多いときは何回かに分けて送ってください。ファイルはそれぞれ、PDF を読み終えた時点で消されます。
| DOC | ||
|---|---|---|
| 正式名称 | Word 97-2003 文書 | Portable Document Format |
| 拡張子 | .doc | |
| メディアタイプ | application/msword | application/pdf |
| 圧縮方式 | — | 設定によってどちらにもなる |
| 最初の公開 | 1997 | 1993 |
| 発行元 | Microsoft | Adobe |
| 仕様 | — | ISO 32000-2 |
| ライセンス | 公開仕様、標準化はされていない | オープン標準 |
| 現在の位置づけ | 旧式、ただし今もどこでも読める | 現行 |
| 扱える色 | — | RGB, CMYK, グレースケール |
| ブラウザで開けるか | 対応なし | すべてのブラウザ |
| 代わりに検討される形式 | DOCX | DOCX, HTML |
文書は固定されたページになります。PDF が扱うのはそれがどう見えるかであって、どう組み立てられているかではありません。
DOC も PDF も複数ページを持てるので、複数ページの文書は 1 つのファイルのままです。
PDF は今のブラウザーならどれでも開けます。DOC はそこまでも届きません。ファイルがウェブページや申込フォームへ向かうのであれば、たいていはそれがこの変換の理由のすべてです。
DOC は 1997 年のもので、今ではほとんど使われていません。PDF は今のプログラムが書き出す形式なので、この変換は「読める状態を保つ」という話でもあります。
開くプログラムが重なりません。DOC はMicrosoft WordとLibreOffice Writerで、PDF はAdobe Acrobat、Preview、LibreOffice Drawで開きます。結果を渡す相手には後者のどれかが要ります。
2 つは狙っている用途が違います。DOC は編集、PDF は完成したファイルの受け渡し、印刷、長期保存です。ここは考える価値があります。一方が存在する理由が、そのままもう一方が使いにくい理由になっていることが多いからです。
PDF は Adobe の形式で、1993 年から使われています。規定は ISO 32000-2 です。Adobe Acrobat、Preview、LibreOffice Drawがこの形式を読めます。
はい。この変換には、ブラウザーの中では動かないソフトウェアが必要です。ファイルは暗号化されて当方のサーバーへ送られ、処理が終わり次第削除されます。結果のファイルも 60 分後に削除されます。
はい。25 MB までのファイルなら 1 日 100 回まで無料です。この変換だけは当方が費用を負担するサーバーで動くため、ここに上限があります。それ以外に制限はなく、透かしはどの場合も入りません。
DOC と PDF は、内容の表し方が根本から違います。ですからこの変換は複製ではなく再構築です。誠実ではありますが、1 バイトも同じというわけではありません。 レイアウトは、字幅の互換性がある代替フォントで再現されます。マクロ、コメント、変更履歴は引き継がれません。
文書は固定されたページになります。PDF が扱うのはそれがどう見えるかであって、どう組み立てられているかではありません。
このページがDOCとPDFについて述べていることは検証できます。根拠となる資料は次のとおりです。